内臓の不調の原因

お腹って本来は柔らかいはず!?なのをご存じですか?

仰向けでリラックスしてお腹を押してみて下さい。指が沈み込んでいきますか?それともパンッと張っていますか? もし後者の方ならそれはお腹の筋肉が緊張状態にあることを表しています。(いわゆる腹筋の固さとは別です。) お腹の中も内蔵のほかにも腸間膜(ちょうかんまく)という内臓を吊るしている膜状のものがあります。腹膜ともいいます。その中には血管や、リンパ管、神経、脂肪などが入っています。同じ筋肉ですから、首肩の筋肉のように縮こまることがあります。それが、背骨や骨盤を引っ張って歪ませたり、動きを悪くする原因の一つと考えております。そこで、当院ではお腹を先に緩めてから背面の骨盤や背骨を調整しています。中にはお腹が緩んだため、施術後早く眠れるようになったり、睡眠が深くなる方もおられます。特に、お仕事でストレスを多く受けている方にその傾向が見られます。ストレスを特に感じられていない方でも、骨盤のところで「くの字」状に体が曲がっている方は、お腹が緩んだことで「くの字」が改善される傾向にあります。