手足のしびれの原因

手でも足でも「しびれ」がある場合、腕または足にいく神経が何かしらの原因で影響を受けていることにより発生します。

手のしびれ

多くは、手の指の2、3本、前腕にライン状で発生します。それは、首の付け根から腕にいく神経が出ていますので、その神経がこり、または首の骨の歪み、またはその両方が原因ですので、それを修正してあげることで解消することが多いです。

足のしびれ

多くは、足の後ろ側に走っている「坐骨神経」という神経がなにかしらの影響を受けていることにより発生します。

「坐骨神経」は腰の骨から出て、お尻の筋肉の下を通り、太もも、ふくらはぎに向かいます。

原因はだいたい「腰の骨の歪みが神経に影響している」「お尻の筋肉が神経を圧迫している」「その両方」の3つです。それを『1)腰痛』に記載のように解消してあげることで、しびれの多くはなくなります。それでも、3回受けたがその場で全く解消されない、30分後にはしびれが再発するという場合は、「椎間板の圧迫等物理的問題の解消が困難のため、骨格矯正による修正では効果が出ない」と考えられますので、整形外科の専門医(手術件数等参考されてください)にご相談の上、手術等外科処置をされることをお勧めいたします。

その他

ただ、長い間(2,3年以上)そのままで放置していた場合、神経が回復するのに時間がかかったり、回復しきらないでしびれが残ったりすることがあります。神経細胞が長年の圧迫によりその状態が固定されてしまうためです。ですから、しびれがある場合は、なるべく早めに解消することが重要です。